公開日:2012年7月31日

ハミルトン・ジャズマスター・ビューマチック(H32455557)レビュー

ハミルトン ジャズマスター ビューマチック(H32455557)

ケータイがあれば、腕時計なんていらないじゃん」とお思いの方、ごもっともです。

僕もそう思います。

ところが、30歳近くなり、年上の人と接することも多くなると、「時計しないの?」と、聞かれることが度々ある。

実際に直接言われることがなくても、やっぱり見てる人は見ますよ。

特に年配の方。

確かに「腕時計もしないのか?」という考えを持つ人達は無視出来ない。

時計を知らなかった時の僕でも、仕事で初対面の相手が安物のGショックをしてるか、ロレックスをしてるかで大きく印象が違う。

それを、時計をしてるかしてないかで判断されてるってことだ。

高い時計でなくても、ちょっとでも足を踏み込んだ腕時計なら、少なくとも「こいつはちょっと…」とはならないはず。

そういうこともあり、思い切って買うことしました。

ハミルトンのジャズマスター・ビューマチックを選んだ理由

今回、腕時計を購入するにあたり、僕が求めた条件は以下の通り。

・ロレックスだのオメガだの高額な腕時計を買うつもりはなく、10万円以下の安価なもの。

・有名とまではいかないけれど、完全な無名メーカーは嫌。

・プライベートだけじゃなくて、仕事とか冠婚葬祭(フォーマル)にも使いたい

・華奢な体型なんで、ゴツくないシンプルなデザイン。

そして見事条件に当てはまったのが、この時計でした。

1.ハミルトンの印象が無難

まず、「ハミルトン」というメーカー。

時計好きには知名度は高いですが、女性や腕時計に興味がない人には、ほとんど知名度はありません。

腕時計では値段も安い方なので、ランクで言えば中の下くらい。

とはいえ、馬鹿にされるとかではなく時計好きには好感触です。

まぁ、自慢したいわけではないので、知ってる人は知っているという感じが良いのですが。

2.デザインがシンプルでカッコイイ

デザインはシンプル目ですが、濃い目の紺色(黒色系)の指針が差し色的な役割をしていて、ありきたりな単調なデザインにはなっていません。

また、黒革ベルトで白文字盤なので、フォーマルな場面でも使えるスタンダートなタイプです。

フェイスも37mmと小さめで、腕周りが細め(約15cm)の僕にもぴったりでした。

3.機械式という本格派

この時計は「機械式(自動巻き)」です。

実用性を取るなら、時間が止まらないクォーツ(電池式)でしょう。

機械式は、毎日つけていれば、腕のふり等で自動的にゼンマイが巻かれ動き続けますが、2日ぐらい腕に付けずに放置しておくと、止まります。

また、時間のズレがクォーツ式に比べても誤差が大きく、携帯電話やテレビの近くにずっと置いておくと、磁気帯びしてしまい、正確な時刻を表示しなくなるので、注意が必要です。

高級価格帯で人気があるのはクォーツよりも機械式腕時計ですが、こう見ると、機械式には何のメリットも無いと感じるかもしれません。

しかし、実用的に使うのであれば、クォーツ式なら一万以下で買える腕時計がたくさんあるし、今の時代、「腕時計をしていないのは絶対おかしい」というわけでありません。

別に買わなくても良いものを買うわけですから、「いいねぇ~」と言われるような趣向品として楽しむことができる機械式の腕時計を選びたいですよね。

ワインディングマシーンとハミルトンの機械式腕時計

また、普段は腕時計を付けない・休日だけしかないという人は、機械式腕時計を購入したら、「ワインディングマシーン」も一緒に準備しておくと良いです。

このマシンに腕時計を入れておけば、定期的に自動で回転してくれて、ゼンマイを巻くのと同じ原理で時間が止まるのを防いでくれます。

機械式時計は、潤滑油の関係で常に止まっている状態よりも、ある程度は定期的に動いているが良いと言われていますから、日常的に腕時計を付ける習慣が無い人にはぜひおすすめです。

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