公開日:2023年6月10日

インスタのDMで届くNFT(OpenSea)の詐欺パターン

インスタで絵やイラストを公開している方には、外人から良くNFT関連のDMが届くと思います。

多くの人は「どうせ詐欺でしょ?」と分かっていると思いますが、実際に対応したら、どのような流れになるのか?私の体験を代表的なパターンをいくつか紹介します。

「エラーで買えないよ」パターン

支払いが拒否された
偽の連絡先を教えてくる


おそらくこれが一番王道の詐欺DMでしょう。

最初のDMで「あなたの絵がとても良いから、NFTで買いたい!どこかのNFTマーケットに出品してる?」と聞いてきます。

OpenSeaのURLを送ると、「今から買うわ!」と言ってくるが「購入手続き中に支払いが拒否された」というエラーが出て買えないと。

「OpenSeaのサポートに連絡したら、●●●●という番号に販売者が連絡することで解決すると言われたわ」

はい、もちろん●●●●という番号は偽のサポート電話番号です。

この電話番号に電話を掛けると、購入手続きのキャンセルに掛かる費用(実際には発生しない)などの要求をされるとの事。

OpenSeaからの返信っぽいスクショが貼り付けてあり、「販売者のERC-20トークンが不足しているのが原因です」みたいなことが書かれていますが、必要な手数料は販売したときの価格から天引きされるので、別途ガス代が必要になることはありません。

インスタにアップしてある絵を「欲しい!」と指定してくる

偽のサポートセンターに誘導しようとしてくる

インスタにアップしてある絵をいくつかピックアップして「5ETHで買う」などと高額な値段を提示してくるパターンです。

これも最後には「エラーで購入できなかった。openseahelpedcenter@gmail.comに連絡してくれないか?」みたいなことを言ってきます。

OpenSeaのサポートセンターがGmailなわけないでしょ!

値下げ交渉からの「買えないよ」→ 音信不通パターン

Oops,something went wrong

数点の作品を指定してきて、「値下げしてくれたら買うよ!」からの「買えないよエラー」

その後は、音信不通パターンです。

ハッキリとした意図は分からないのですが、他の詐欺メールを信用させるためのブラフではないかと思っています。

初期の頃は怪しいNFTマーケットに誘導する手が定番でしたが、手を変え品を変え、見透かされないように色々なことやっているのではないでしょうか。

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