公開日:2019年10月20日

他人の借金の理由って気になるよね?『ぼく、街金やってます』を読んだ

スマホで電子書籍『ぼく、街金やってます』を読んだ

もし、友達が、

「実は俺、借金があるんだ・・・」

なんて話を持ち出してきたら、めちゃくちゃ理由が気になりませんか?

僕の友人の一人は、

キャバクラとパチンコハマり、給料以上に使い込んでしまったのが原因でした。

借金のある友人:一人目(キャバクラとパチンコ)

ある日、突然電話が来たんですね。

「久しぶりだね~」

みたいな感じで。

僕も普通に「久しぶりだね」つって他愛もない会話をしてたんですが、

突然、「お金貸してくれない?」って言われたんです。

さすがに理由もなく貸すわけにはいかないので、

「どうしたの?」

って聞いたら、消費者金融への返済ができずに困っているとの事。

すごく困ってる感じは伝わってきたし、少しなら手を貸せるかもしれないと思い、

「いくら必要なの?」

と聞いてみたんです。

すると、

「いくら持ってる?貸せるだけ貸して」

と言ってきました。

いやいやいやいや!

どんだけ図々しいんだよ!

なんだかその一言で「返す意思はないんだな」というのがピーンと伝わってきたので、その話は断ってしまいました。

後日、友人をつたって聞いた話だと、その人の借金は全て親が肩代わりして支払ったそうです。

借金のある友人:二人目(起業での失敗)

起業したけど、うまく事業が周らずに、大きな借金を抱えた友人がいました。

ただ、「借金がある」と周りに打ち明けてはいないんです。

でも、なんか分かるんですよね。

借金がある人って。

周りの人もみんな分かっていたと思います。

まず、身なりが汚くなった。

そして、金払いがめちゃくちゃ悪くなる。

例えば、その友人からの仕事を請けたとしても、なかなか売上金を払ってくれない。

  • 先方が支払ってくれない。
  • 別の支払いが大きくて、来月の入金で払うから。
  • なぜか銀行のシステムトラブルで振り込みができなかった。
  • 急用が入って振込に行けなかった。

などなど・・・

なんか変な理由を付けて、支払いを引き伸ばしてくるんです。

正直に「払えない」って言ってくれれば、何かできることがあるかもしれないのに、なぜそこまでして借金って隠してしまうのでしょうね。

恥でしょうか?

プライドでしょうか?

借金のある友人:三人目(理由は不明)

同じ会社内の上司でした。

この人も借金のことは隠してたようですが、

会社にまで電話が掛かってくれば、そりゃ嫌でも分かってしまうでしょうよ。

「〇〇さん、いらっしゃいますか?」

って電話が掛かってくるんですけど、普通の社会人なら、まず自分の名前を名乗るでしょう?

でも、名乗らないんです。

だから、こっちが「どちら様でしょうか?」と聞くと、答えるんですけど、いつも個人名。

そう、週一で何回も掛かってくるんです。

個人が電話かけてくるような会社じゃないですからね。

仕方ないので、「〇〇さん、電話です」って転送しますが、その本人の対応がまた不自然。

「掛け直します」

つって、すぐ電話を切るんですよ。

気になるから、電話を切ったあとに、

「×××さんって誰ですか?」

って聞いたみたところ・・・

「知らない」

とのご返答でした。

借金の本当の理由は分からない

結局、みんな借金を隠そうとするから、本当の理由なんて分からないんですよね。

でも、実は興味がある。

そんなさまざまな理由を抱えて借金をした人たちの事が分かる本がコチラ↓

しかも、大手銀行や消費者金融といった低い金利では、借金できなくなった人たちがやってくる『街金』の話ですから、さらに状況は深刻です。

  • そもそも、街金が何なのか?
  • お金ってどうやって借りるのか?

借金について全く無知の僕ですら、スラスラ読めるエンタメ的な本でした。

普通に生活してたら聞けないような『お金』にまつわる話が盛りだくさん。

『普通』とはかけ離れた思想を持つ人たちを商売するのって、ほんと大変・・・

闇金ウシジマくんとか、ナニワ金融道が好きな人なら、間違いなく好きですよ。

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