公開日:2017年9月22日

ナナコカードで無駄遣いが増える件

ナナコカード

129円と98円には大きな壁がある。

セブンイレブンの商品棚に並ぶサントリーウーロン茶。

買うのは決まってこのお茶だと決めているのですが、この日は、『nanacoボーナス!さらに30ポイント』というPOPが付いていました。

129円のお茶が『実質98円』という事になる。

これはでかい。

と同時に「ナナコだけずるい…」と、なんだかナナコを持っていないことが凄く損してる気分になった。

でも僕、電子マネーとかクレジットカードが嫌いなんですよ。

作るのが面倒だというのもあるし、やっぱり『使い過ぎる』というのが一番嫌。

クレカ肯定派の人たちからすれば、「そんなの使い過ぎない様に気を付ければいいだけじゃん!」と言いれると思いますが、たぶん、その人たちは使えるお金に余裕あるんです。

小さな買い物を『無駄遣い』だと思っていないだけで、カードが無かったら買ってないものだってたくさんあるはず。

例えば…

  • 手持ちのお金がなくても、飲食店やコンビニに入る。
  • ポイントが付く商品に自然と目が行ってしまう。
  • 溜まったポイントを消化する為の買い物。

などなど。

カードを持っているからこそ起こしてしまう行動がある。

心理学の研究においても、「カードなど実体のないもので支払ったお金は、現金で払うときよりも心理的負担が少ない」と言われています。

例えば、楽天ポイントとかツタヤポイントで何か買ったとき、現金と同じようにお金を払った感覚になりますか?

おそらく「ポイントだからタダみたいなもんだわー!」と思う人が大半だと思います。

もちろん、僕も同じです。

だから、ポイントで物を買う時は、

  • 使用期限が迫ってるからとりあえず買おう
  • ちょっとぐらい送料で損してもいいや

なんて感じで、物を買うまでのハードルがぐーっと下がります。

もし、これが現金なら買ってないかもしれないですし、もっと慎重に買い物しているはずです。

クレジットカードとポイントでは慎重さの重みは違いますが、『現金と同じ価値があるものを、同じ価値として扱わなくなってしまう可能性がある』というのは同じ。

でも、そうやってお客がお金を余計に使ってくれるから、お店側は高い手数料(お客が買い物した金額の1%~5%)をカード会社に払ってまで、クレジットカード決済システムを導入するわけです。

もちろん、電子マネーとかクレジットカードが悪いことばかりではありません。

メリットもあります。

  • お金を持ち歩かなくていい。
  • 会計がスムーズ。
  • そして、ポイントが付いてお得。

結局、ナナコカード作りました。

発行手数料として300円取られました。

セブンイレブンに良く行くようになりました。

財布の中身を気にせず、コンビニに入るようになりました。

高いポイントが付く商品をなぜか買ってしまいます。

チャージした一万円があっという間に無くなりました。

完全にお店側の思惑通りの行動パターンにハマってしまいましたね(笑

皆さん、お気をつけて~

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