ウェブノコエ

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『Divveeソーシャル』とかいう怪しいサービスに誘われた

      2017/03/16

スマホに忍び寄る危険

先日、友人からこんな話を持ち掛けられた。

『Divveeソーシャル』って知ってる?

アプリのレビューを1日に10件書くだけで、月に三万円貰えるんだけど…

やってみない?

さて、ダビーだかディビーだか知らないが、ネットビジネスに携わって十数年、この手の話はもう聞き飽きている。

つい最近も『TSU(スー)』とかいう同類のサービスが詐欺だったと話題になったばかりなのに。

結局、どちらのサービスも小遣い稼ぎしたい情弱をかき集めて、個人情報やら入会金を手に入れるのが目的なんですよ。

そしてある日、突然サービスが終了して「一円も支払われない!」ってオチね。

キャンペーンに隠された思惑

『Divvee』は、初回登録料が3,000円必要との事。

ただし、2017年1月以降は初回登録料5,000円と年会費が必要になると…

もう入会金が必要だって時点で、怪しい臭いがプンプンします。

普通に考えて、こんなの入会するわけない!

だけど詐欺師っていうのは、あらかじめ相手が言いそうな断り文句を先読みしてて、その受け答えをマニュアル化して用意してあるんです。

「こうやって断られるだろうから、こう返しなさい」ってね。

例えば、勧誘された人がこう答えた場合。

最初にお金払うのは怖いなぁ~

すると、紹介者はこう答えるわけです。

でも、最初に入会しておけば、すぐ取り返せる金額だからリスク無いよ!

だけど、あとになると年会費も掛かかってくるから、今やらないと損にはなるよね。

こんな感じで、キャンペーンをうまく利用して、参加者がノーリスクだとアピールするわけ。

ちなみに、このサービスが日本で始まるのは2017年1月からのようで、まだ実際にお金が支払われたことはない模様。

高すぎる報酬額

『Divvee』は、アプリを1つ評価するたびに70円ほど貰えるとの事。

一日10件という上限はあるらしいが、単純計算しても一か月で2万円以上は稼げることになる。

70円×10件×30日 = 21,000円

これ、初心者がインターネットで稼げる額としては、かなり高額です。

しかし、疑問があります。

もし、一日10件の案件がずっと続くとなると、Divveeは莫大な数の案件を用意しなくてはなりません。

いわゆる小遣いサイトの場合は、これがネックになって大金を稼ぐのが難しいんです。

暇な時間はたくさんあるけど、クリックする広告がない。

だから、月に数百円程度しか稼げない。

それがアプリとなれば、なおさら案件を集めるのが大変です。

本当に、月に300件ものレビュー依頼があるのでしょうか?

個人情報が必要とされる理由

そもそも、この手の怪しいサービスに引っ掛かかる人というのは、いつも決まってます。

だから、個人情報が重宝されるのです。

同じようなサービスをはじめるたび、その個人情報を使い、引っ掛かかりやすい人を集めて、また引っ掛ける。

そんな手法が今も用いられています。

とはいえ、やはり知能を持った人間ですから、さすがに同じ内容でアプローチしても疑われます。

「前に似たようなのやったことあるけど、全然稼げなかったよ」と反論するでしょう。

だから、紹介者はこう言います。

今回のは違う!

任天堂とか大手のメーカーが参加するから、支払ってくれる広告費も高額なんだ。

だから、みんなに大きく振り分けられる。

それに、今、テレビの視聴率が下がってて、あんまり効果がなくなったんだって。

だから、今までテレビに使ってた広告料をネットに回わそうという動きがでてるんだよ。

と、こんな感じ。

ネット上には、簡単に稼げる方法は存在していません。

ただし、「簡単に稼げる」とウソをついて稼いでいる人はいます。

『Divvee』に関する情報がネット上から消えている

今、『Divvee』と検索すると、ほとんどのページで、Divveeの情報が消されています。

どうやら、Divveeから「情報を載せるな!」というお達しがあった模様。

表向きは、「誤った情報が散乱するのを避ける為」となっていますが、おそらく別の理由。

きっと、人目に付きにくい場所だけでこのサービスを広めたいのでしょう。

WEB上は、良くも悪くも情報の広がりが早いです。

例えば、この『Divvee』が”もし”詐欺だとしたら…WEB上には、あっという間にDivveeの悪評が世間に広まってしまうでしょうね。

そうなる前に、できるだけ人を集めたい。

そのターゲットとなったのが、twitter・インスタ・facebook・LINEなどのソーシャルユーザー。

これらのユーザーは、年齢層が若いこともあり、騙しやすいんですよね。

失うものはお金だけじゃない

この『Divvee』を僕に紹介してきた友人、僕がネット系に詳しいから、「きっと興味を持ってくれるはず」と思って勧誘してきたらしい。

この悪気がない勧誘が一番やっかいだ。

本当に儲かると思っているから、その仕草や表情に気持ちが入ってて、説得力は強い。

それが、親しい友人や知人から紹介されたとしたら、「試しにやってみようかな~」と信用してしまう気持ちは分からなくもない。

だけど、もし『Divvee』が詐欺サービスだった場合、あなたにDivveeを紹介してきた人の事、今までと同じように信頼できますか?

このDivvee、紹介した人が増えれば増えるほど、紹介者に多くのお金が入る(予定)なんですよ?

犯罪じゃなければいい?

僕は『Divvee』を紹介してきた友人に言いました。

それって、ただのねずみ講じゃん

すると、友人は言いました。

アフィリエイトを利用したネットワークビジネスだから、ねずみ講じゃないし、違法性もないよ。

たしかに、ねずみ講の場合は入会金だけで儲けるシステム。

この場合は、アプリのレビューという商品を介すので違法ではない。

でも、入会金を集めるのが目的だったら一緒なわけで…

そもそも、こういうビジネスって正しくないんですよ。

良いアプリには自然と良いレビュー集まるし、もちろん、悪いアプリには悪いレビューが集まります。

それをお金で操作して、アプリをダウンロードするユーザーを騙すわけです。

このサービスは、本当に必要なんでしょうか?

アプリユーザーを増やしたいなら、もっと正当な広告を使うべきです。

友人は、すでに海外ではもの凄く話題になってる言ってましたが…(話題になってない)

さて、どうなりますかねー

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