公開日:2018年3月7日

e-Taxで「ICカードを認識できませんでした」その原因は住基カード

住基カードがあれば、  e-Taxで申告できると思ってた…

ICカードを認識できませんでした

今回、はじめてe-Taxで確定申告をしてみようと思ったんです。

住民基本台帳カード(住基カード)も持ってる。

e-Tax対応のICカードリーダーも買った。

『事前セットアップソフト』もインストールした。

利用者識別番号も取得した。

ところが、途中のICカードリーダーの接続テストで住基カードを認識してくれません・・・

そこで下記にしたがって、JPKI利用者ソフトから自分の証明書を確認してみることに。

【確定申告書等作成コーナー】-【HJS0407E】「ICカードを認識できませんでした。設定を確認の上、再試行してください。」のメッセージが表示された

しかし、ダメ。

動作確認の方も確認してみるが、問題ない。

絶対にパスワードは合ってる(と思ってた)はずなのに、エラーが表示されます。

JPKI利用者ソフト「パスワードの認証に失敗しました」

※ここで入力が必要なパスワードは『数字4桁』ではありません。

『英数字6文字以上16文字以下』です。

僕は必死に数字4桁のパスワードを入力していました。

「は?そんなパスワード知らないよ?」という方は、次を読み進めて下さい。

町役場に聞きに行く

どうしても解決できなかったので、近くの役場に聞きに行ってきました。

結論から言えば、

「住基カードに電子証明書が入っていなかった」

どうやら住基カードを取得した際に、『電子証明書』というものを発行して、住基カードのICチップに書き込んでおかなければいけなかったらしい。

つまり、住基カードさえ持っていればe-Taxで申告できるわけではなく、電子証明書が書き込まれた住基カードを持ってる場合にe-Taxで申告できるという事でした。

ちなみに、現在は住基カードへの電子証明書の発行は行っておらず、e-Taxで申告するには、マイナンバーカードが絶対に必要になります。

しかも、マイナンバーカードが発行されるまでに『約一ヵ月』の期間を要するので、「確定申告には間に合わない可能性が高い」との事。

結局、今回はe-Taxを諦め、いつも通り紙で提出しました。

e-Taxを使えば、時間が短縮できると思ったんですけどね。

揃えるものが多すぎて、逆に時間とお金が掛かる出来事でした。

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